「なんで人は生きているの?」小学生の質問に答えられますか?

「なんで人は生きているのですか?」

もし、あなたが小学生からこんな質問をされたら、どう答えますか?

これは某ラジオ局の子供電話相談室で実際にあった質問です。
質問者は、小学4年生の女の子。

このときの回答者は作家の中山千夏さんでしたが、
「私にも分からない」と答えられました。
そして「それはそれぞれの人たちが自分で見つけるしかない」と。
そのためには「本を読んだり、いろいろな人に聴いてみるといい」というアドバイスをされていました。

「なんで人は生きているのか」を探求し続ける

『なんで人は生きているのだろう』
小学生、あるいは思春期に、そんな疑問をもったという人は多いでしょう。

でも、いつの間にか考えなくなった…。

という人も多いと思います。

一方で、その答えを探求し続けている人もいます。

読脳アカデミーを主宰している伊東聖鎬もその一人です。
小学生の時、酷いいじめに遭い、自殺を図るも生き残りました。

そして、「何で人は生まれてきたのだろうか?なんで人は生きているのだろうか?」と考えるようになり、その答えを人生をかけて求めてきました。

「なんで?」「どうして?」「知りたい!」

それが伊東聖鎬の原動力となって、さまざまな人と関わり、人を知るため、自分を知るためにに研究、探求を重ね、「読脳法」を開発したのです。

「なんで人は生きているのか?」誰かがその答えを教えてくれるのでしたら、とっくに人類はそんな疑問をもたないでしょう。
しかし、先人達も現代を生きる私たちも同じ疑問を持ち続けています。
それは、誰かに教えてもらうのではなく、自分で探求し掴むものだからです。

しかし、その探求の仕方が分からなければ、答えは掴めないままです。
「読脳法」は自分で答えを探求するためのメソッドなのです。

どんなことでも、自分が疑問に思ったことを「なんで?」「どうして?」と探求していくのです。
それを数多くやっていくと、最後はどんな問題も一つのところたどり着くということを伊東聖鎬は掴みました。
それこそが「なんで人は生きているのか?」の根源的な答え、つまり真理だったのです。

「なんで人は生きているのか?」
その答えを求めている人に、自分が掴んだようにその人が掴めるよう協力ができないか。
伊東聖鎬はそう考え、読脳法の指導を行なっています。

しかし、多くの人は探求することが苦手です。

それは、戦後の学校教育で答えは最初に用意され、その中から選ぶという○✕方式の思考を学び、自分で考える、創造するという能力を育てられなかったからです。
自分で考え、なんでどうして?と思考を展開し、探求するということができないのです。
ある程度までは展開できても途中で止まってしまうから、根源的な答えまで行き着けないのです。

探求し続けるには、なんで?どうして?という疑問をたくさん持つことが必要です。
自分の疑問だけでなく、たくさんの人の疑問を知ることで探求が進むのです。

疑問をたくさんもって探求することで真理にたどりつく

 

現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状に対して奇跡とも思えるような効果を出しておられますが、 なぜ、現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状の人と関わるようになったのですか?

 

ある日のライターからのこんな質問に伊東聖鎬はこう答えています。

 

私は医療者と違って、病気や症状を良くしようと考え、難治な病気や症状に取り組んでいるのではありません。「何でそうなるのか?」「どうしてなのか?」ということを知りたいんです。

私は「人」の研究者なんです。
人を知りたいんです。

だから、臨床をするにしても一人に2時間も3時間もかけるんです。
そんな「人」の研究をしていく中で、どこに行っても良くならない難治な病気や症状が良くなっていくんですよ。

私は小学生の頃から考えていました。
「何で自分が、人が、地球に生きているのだろう?」「何で生きていくんだろう」と。

電話相談で子供たちが同じようなことを質問しますよね。
「何で人は生まれてきたんですか?なんで人は生きているんですか?」って。
それと同じ発想だと思いますよ。

小学生の頃からそんな疑問を持っていたけれど、誰も答えてくれなかった。
だから、自分で答えを見つけるしかないと考えてやってきただけ。

そんなことを、いまだにやっているんです。
どこに行っても良くならないという人に対して、研究したいろいろな方法を使ったら、良くなったんです。

「自分の研究したものがそんな人の役に立つんだ」と考えるようになって、積極的に関わるようになったんです。

しかし、それでも良くならないという人が出てきたんです。
そんな人に対しては、さらに研究し、それまでと違うやり方を発見するということを、繰り返してきたんです。
そして、最終的に現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状の人と関わるようになったんです。

それまでは自分の中にある疑問が中心だったけど、そんな人達と関わる中で、他の人の疑問も考えられるようになったんです。
人は大変な目に遭わなければ疑問は湧かないし、そんな人と深く関わらなければ疑問ももてないですよ。

でも、普通は多くの人はわざわざそんな人と関わらないですよね。
私は、難治な病気や症状で苦しんでいる人だけでなく、人生の行き詰まりや困難に遭遇し、悩んでいる人と関わることができたから疑問もたくさん持てたんですよ。

そのおかげで、たくさんの答えを知ることができたんです
そして、小学6年生の時から求め続けてきた根源的な答えを掴むことができたんです。

 

ー2012年10月29日 ライターの取材より抜粋ー

 

 人は「なんで?どうして?」という探求システムをもっている

某ラジオ局の子供電話相談室は残念ながら、番組は終了してしまいましたが、子供達の質問は大人には到底できないようなものがたくさんありました。

「なんで?」「どうして?」という疑問をもち、探求する。
それは、他の動物にはない、人類だけがもつ特徴です。

人は、「なんで、どうして?」という探求システムをもっているのです。
それが、発明や発見、哲学や思想のもとになっています。

伊東聖鎬が、読脳法を開発したのも、難治難病、そして現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状の人と関わるようになったのも、「なんで、どうして?」システムによる探求の結果なのです。

それぞれの人が、自分の「なんで?どうして?」システムを稼働させれば、自分独自の哲学や思想が生まれます。
これまでになかった新しいものを開発する可能性もあります。

あなたの探求システムが働かなくなった理由

子供の頃にもった『なんで人は生きているのだろう』という疑問。
あなたがそれを探求し続ければ、その答えを掴めたかもしれないのに、なぜできなかったのでしょうか。

子供はまさに「なんで?」「どうして?」の塊です。

それを育てることが大切なのに、現在の教育はその子の中から出てくる疑問を良しとせず、一方的に知識を押し付けています。
親が、学校が、「なんで、どうして?」システムを働かないように教育し、その子の無限の可能性を潰してしまっているのです。

そしてその子が親になり、自分がやられたことと同じことを子供にやる。
もちろん子供の可能性を潰したいと考えている親はいないと思います。

でも、自分の「なんで、どうして?」システムが機能していないから、「習ってきた知識や情報を押し付ける」というやり方しかできないのです。

そんな環境で育ってきて、探究心もなく、自分の可能性を育てるという意欲もなくしてしまった。
ただ、生活のために仕事をして生きている。

そんな人が、ある時考えます。

いったい自分の人生って何なのか?
自分はなんのために生きているのだろうか?

あなたが小学生の時にもった疑問。
それがなぜ今になって考えるようになったのか?
それは、あなたの「なんで、どうして?」システムが働いたのです。
それを探求することが、あなたのやるべきことだったのでは?

自分の探求システムを取り戻そう!

今からでも遅くありません。

「なんで、どうして?」システムを働かせるのです。
そのためには、まずは自分に関心を持つことです。
そして「なんで?」「どうして?」と、疑問をもつことです。

日常生活のちょっとしたことや、体の変化。
関心を持てば、いろいろ疑問が出てくると思います。

なぜ、自分はいつも右側でバックを持つのか?
なぜ、いつも同じ側で脚を組むのか?
なぜ、左手が上がりづらいのか?
なぜ、いつも左側で噛むのか?
なぜ、顔の左右の大きさが違うのか?
なぜ、左脚が上げづらく、よくつまづくのか?

さらに、関心を深めれば、自分の感情や気持ち、言動にも疑問を感じるようになると思います。

なぜ、こんな感情をもったのか?
なぜ、こんな気持になるのか?
なぜ、こんなことを言ったのか?
なぜ、こんな行動をとったのか?
なぜ、この仕事をしているのか?
なぜ、この相手と結婚(恋愛)しているのか?

それらは、すべて自分の脳からのサインなのです。

そんな身近な「なんで?」から、「自分の脳の情報を知る=自分を知る」自己探求がスタートします。

そして自己探求は、人を知る、宇宙を知るという探求につながり、「なんで人は生きているの?」の答えにたどり着くのです。

しかし、幼い頃から自己探求の邪魔をされ、「なんで、どうして?」システムが働かなくなった大人にとって、自己探求を行なうのは容易ではありません。

「なんで、どうして?」の答えを自分の外に求めてしまう、別のシステムが教育によって作られてしまったからです。
それはマニュアル、ハウツーと言われるもの。
「必ず答えがどこかにあって、それを探し出す」と考えてしまうのです。

まとめ

答えは自分の脳にあります。
「マニュアル脳」「ハウツー脳」になるよう教育され、自分で探求することができなくなっているだけです。

「読脳法」は、自分の脳の答えを読み出し、自己探求するために開発したメソッドです。

「なんで人は生きているの?」
その答えは自分の脳にあるのですから、自分の脳の情報を読めるようになり、自分で掴むのです。

何歳であろうと、スタートできます。
あなたが求めているのなら!