関節リウマチは、主に手足の関節が腫れたり痛んだりする病気で、一般にリウマチと呼ばれています。
患者数は60万~100万人と推定され、30~50歳代の女性に多く発症します。
(2018年 厚生科学審議会疾病対策部会リウマチ等対策委員会報告)
悪化すると日常生活に困難をきたすほどの関節の腫れや痛み、さらに変形が起こり、仕事をやめざるを得ないという人もいます。
彼女達は、どうやってリウマチに立ち向かっているのでしょう?
そして成果は出ているのでしょうか?
「自分と同じようにリウマチに苦しむ人のお役に立てれば…」と、
3名の体験を共有することによって、希望がわいたり、
リウマチはどんな病気?
そもそも、リウマチとはどんな病気なのでしょうか。
人の体には、外敵(ウィルスや細菌等)から体を守るための仕組みー免疫機能が備わっています。
免疫機能のおかげで、外敵が体の中に侵入しても病気の発症を防げるのです。
ところが、本来体を守ってくれるはずの免疫機能に異常が起こり、自分自身の体を攻撃してしまうというやっかいな状態になり、それによって引き起こされる病気があります。
それは、自己免疫疾患(膠原病)と呼ばれています。
リウマチは自己免疫疾患(膠原病)の一つです。
主な症状は、関節の炎症によるこわばり、腫れ、痛み等です。
進行すると関節の軟骨や骨が破壊され、関節の脱臼や変形が起こります。
関節だけでなく、疲れやすい、食欲不振、発熱等の全身症状が生じることもあります。
なぜ、自分自身の体を攻撃するの?
それではなぜ、自分自身の体を攻撃するようになってしまうのでしょうか。
リウマチと診断された人はそれを知りたいと言います。
しかし、現代医学では原因は分かっていません。
そのため病院での治療は「痛みや腫れを軽減」するための薬や注射、関節破壊が進行したら人工関節に置き換える手術等の対症療法が主流です。
近年、抗リウマチ薬や生物学的製剤が登場し、関節破壊の進行を遅らせたり、止めることが可能になってきています。
しかし、それらの薬もやはり対症療法で、薬の副作用の危険もあり、薬の使用に不安をもっている人も多くいます。
原因が分からなければ根本的な解決にはなりません。
現代医学における検査機器はめざましく進歩してきました。
しかし、そんな検査機器を使っているのになぜ原因を見つけ出せないのでしょうか。
現代医学で原因を見つけ出せない理由
こんな話を聞いたことがありませんか?
「手足が痺れ、病院でMRI検査を受けたけれど異常なしと診断され、病院から帰宅途中に脳梗塞を起こした」
病院の検査で問題ないと言われたのに、当日、あるいは数日中に脳梗塞や脳出血で倒れたという人はけっして少なくありません。
なぜ、そんなことが起こるのでしょうか?
現代医学の検査機器で発見できるのは、検査データの数値やレントゲン、MRI、CT等で撮った画像、内視鏡による映像等、肉眼で確認できる異常です。
しかし、突然異常が現れるわけではありません。
そこに至るまでに体の中で何かが起こっていたはずです。
そのプロセスを解明できれば原因を突き止めることができる可能性があります。
しかし、それを見つけ出せる検査機器がないのです。
現代医学が対象にしているのは、物質としての肉体の構造や機能の異常です。
その異常に対して対処するのが現代医療なのです。
つまり、肉体に異常が現れる前段階は、現代医学の範疇ではないのです。
現代医学はここわずか100年ほどで急速に発展してきました。
しかし、それは人間から肉体だけを切り離しての話であり、
人は肉体だけで存在しているのではありません。
「病は気から」を裏付ける研究結果が発表されましたが、
さらに、人の生き方、在り方を方向づける精神は、
肉体に起こっていることは、
肉体だけを診ていては、病気が発症するにいたったプロセスも、
昨今、
代替医療とは、西洋医学以外の医療を指す言葉で、
世界各地の伝承療法や東洋医学等、その種類は豊富ですが、
ホリスティックとは「全体的」という意味。人の存在を、ボディ(
こころやからだの不調はいろいろな要因が絡まり合った結果で、
人をそんな存在として捉えて向き合うこと、
肉体に異常が現れる前に、何が起こったのか?
肉体に異常が現れる前に何が起こったのでしょうか?
それを知るための方法があります。
それは、「脳の情報を読み出す」という方法です。
脳には、精神や心、肉体の情報をはじめ、あなたに関するすべての情報があります。
今、体に何らかの異常があるのでしたら、
なぜその異常が起こったのか。
どうすればいいのか。
脳に答えがあるのです。
その脳の情報を読み出す方法を「読脳法」といいます。
読脳法は、読脳アカデミー代表の伊東聖鎬が開発したメソッドで、40年以上にわたり、医師や歯科医師、治療家やセラピスト等の専門家や一般の人に指導を行なってきました。
一般の人が「読脳法」を体験する場として「読脳ワークショップ」を開催しています。
このワークショップに、これまでリウマチと診断された人が何名も参加されました。
そのうち3名の体験を紹介します。
体験を共有することで、ヒントを得たり、病気に立ち向かう勇気や可能性を感じていただければと思います。
体験の紹介の前に、読脳ワークショップについて簡単に説明します。
読脳ワークショップって?
読脳ワークショップの対象者は、現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状や、どこに行っても誰に相談しても解決できない問題を抱えた本人や家族です。
ワークショップでは、読脳法の体験としてデモンストレーションを行います。その目的は「脳に自分の求める答えがあり、それを読み出せる」ということを実感していただくことです。
脳の情報は目に見えません。それゆえ、なかなか捉えづらいものです。
しかし、脳から情報を読み出しそれを実践した結果、目的としたとおりの変化が体に起こったなら、読み出した脳のその情報は信頼できると言っていいのではないでしょうか?
ワークショップは、そんな取り組みを実際に体験していただく場として開催しているのです。
リウマチの原因が分かった!【私の体験】
それでは、実際にワークショップでの体験の様子を紹介します。
収録した動画や体験談も一緒に紹介しますので、ご覧ください。
体験例1 それまでかけていた治療費はなんと毎月10万円。
それでも良くならなかったリウマチの痛みが無くなった!
リウマチ発症~ワークショップに参加するまで
KNさん 76歳 青森県
『体の異常を感じるようになったのは、70歳頃からでした。
何をしても疲れがとれず、おかしいなと思っているうちに、体のあちこちに痛みが出てきました。とうとう寝返りも打てないほど痛むようになり、夜間診療の病院にかけこみましたが、痛み止めと湿布薬を出されただけでした。
しばらくして、徐々に手が腫れてきました。
ある朝目覚めると手がパンパンに腫れ上がっていました。さすがに心配になったKNさんは大きな病院に受診しました。
そこで、関節リウマチと診断され、薬を処方されました。
しかし、薬を飲んでも痛みは引かず、ますますひどくなっていきました。
そこでリウマチの専門医がいる病院に転院しました。その病院では新しい薬と注射を勧められました。
薬代は月に3万円、注射は月1回で7万円。
経済的に大きな負担でしたが、「このまま病気が進行すると家族に迷惑がかかる、なんとしても治りたい」と考えたKNさんは、勧められた治療を1年続けました。しかし、痛みは変わらず症状はますます悪化し、もうこれ以上は経済的に続けないと、通院を諦めました。
その後、右腕が腫れて痛くて挙げられず、日常生活にも不便をきたすようになりました。仕方なく、以前の病院をまた受診しました。今度は1回1万円の注射を勧められ、受けてみたけれど痛みは変わりませんでした。
もう注射は受けたくないと思いましたが、他にリウマチ専門医のいる病院がなく、どうしたらいいか悩んでいました。
そんな時、たまたま知り合った整骨院の先生から「読脳ワークショップ」のことを聞きました。
偶然に、嫁も歯医者の先生からワークショップのことを聞いてきて「八戸で開催されるから一緒に行かないか」と誘ってくれました。』
2014年11月26日、青森県八戸市で開催したワークショップにKNさんは参加されました。
読脳ワークショップでの体験
ワークショップでは最初に自己紹介をしていただきます。
KNさんは、病気の経過やこれまで行なった治療、いま困っている症状に関して話をされました。
右腕が腫れて痛くて挙げられず、右肘も痛みで曲げられない。そのため顔を洗うこともできず、左手だけで何とか洗っているということでした。
自己紹介を聞きながら、講師の伊東聖鎬はKNさんの脳の情報を読み、原因を探求しました。
【原因を読脳する】
読みだした原因は、右腎臓の問題でした。
リウマチによる腫れや痛みが右腎臓の問題から起こっているとはKNさんも思いもよらなかったと思います。
読脳で読みだした情報が「本当にそうなのか?」と疑う人もいます。
それを確認する方法があります。
その方法を「タッチ検査」といいます。
人には「原因となっている部位をタッチすると、症状が一時的に改善する」というシステムがあります。
そのシステムを発見し、読脳で読みだした原因部位を確認する方法として伊東聖鎬が開発した検査法です。
【原因部位を確認するータッチ検査】
KNさんにタッチ検査を行っていただきました。
①症状を確認
右手を挙げて、痛みや挙がる高さを確認していただきました。
右肘は肩の高さまで挙げることができません。
挙げようとすると右肘周辺が痛くて挙げられないということでした。
②タッチして症状が変化するか確認
右側の背中(腎臓周辺)を左手で押さえ、その状態のまま、右手を挙げていただきました。
右腕がスッと挙がりました。
他の参加者から「わー」という驚きの声が上がりました。
さらに、押さえている位置や強さを少しづつ変えて、一番手が挙がりやすい位置や強さをKNさんに探してもらいました。
それにより、さらに手が挙がるようになりました。
「右側の腎臓を押さえると症状が改善した」ということは、右側の腎臓が原因ということです。
読脳で読みだした情報が正しかったことを確認できたのです。
現代医学の最先端の検査機器を使ってもこんなことは分かりません。
でも、自分の脳は原因を知っているし、自分の体はこうやって教えてくれるのです。
あなたに関することは、現代医学よりもあなたの脳の方が専門なのです。
【右側の腎臓の問題とは?】
タッチ検査で、右側の腎臓に問題があることが確認できましたが、どんな問題があるのでしょうか?
それは、右側の腎臓に関連する脈管のシステムのトラブルです。
これを脈管機能障害と言います。
読脳アカデミーは、40年以上にわたり、現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状に取組み、読脳による探求を行ない、現代医学では知られていない「人のシステム」をいくつも発見しました。
脈管機能障害もその一つです。
ですから、脈管機能障害は医学用語ではありませんし、医学ではまだ知られていません。
血管やリンパ管等の脈管のシステムにトラブルが起こり、さまざまな異常が全身に起こり、それが病気や症状を引き起こしていくのです。
これまでの研究で、現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状の多くに、この脈管機能障害が関与しているということが分かっています。
【脈管機能障害の原因を読脳する】
KNさんは、なぜ右側の腎臓に関連する脈管機能障害が起こったのか?
その原因を読脳すると「重力バランス軸がずれている」と読めました。
「重力バランス軸」について、簡単に説明します。
この重力バランス軸も「人が地球に生きる上でのシステム」の一つです。
人は、地球上で常に1Gの重力を受け、どんな姿勢であろうと、体の一部は地に接しています。
たとえば立っている時は、両足を地に接しています。
この両足でできる軸が「重力バランス軸」です。
重力バランス軸は地球の軸と一致していることで、人は体も心も精神も本来の機能を果たすことができるのです。
重力バランス軸は体だけでなく、体も心も精神も包括した「存在としての軸」なのです。
あなたという存在の軸が地球の軸とずれると、あなた本来の自分らしい生き方を見失ってしまうのです。
それを知らせるために、重力バランス軸がずれると体に異常を起こすのです。
ですから「病気や症状はサイン」と言えるのです。
ただ病気が治ればいい、症状が無くなればいいという考えは、せっかくの自分の脳のサインを無視することになります。
大切なのは、何のサインなのかを知ることです。
重力バランス軸はどんな姿勢においてもあります。
また、臓器や器官、組織や細胞一つ一つに重力バランス軸はあります。
いずれかの重力バランス軸がずれると、脈管機能障害を起こすのです。
重力バランス軸はずれやすく、また自然にずれが解消されることもあります。
しかし、ずれた状態が長く続くと、脈管機能障害により病気や症状が起こり、さらに時間の経過とともに重篤な病気になっていく可能性があるのです。
赤ちゃんも高齢の人も、どんな人も重力バランス軸のずれは起こり、それにより脈管機能障害が起こっています。
地球に生きていることの宿命と言えるかもしれません。
【重力バランス軸の調整方法は?】
重力バランス軸を正すためにはどうしたらいいでしょうか?
その調整方法を読脳アカデミーは研究してきました。
調整する方法はいろいろあります。
その一つが調整骨の調整です。
それぞれの姿勢ごとに調整骨を発見しました。
立った姿勢の場合、足首にある距骨という骨が調整骨です。
【重力バランス軸の調整方向を読脳する】
KNさんの重力バランス軸の調整方向を読脳すると右45度前方でした。
そこでまず、体を右45度前方に傾け、その状態で右手を挙げていただきました。
スッと真上に挙がりました。
体は傾いている状態ですが、重力バランス軸は地球の軸と一致したのです。
しかし、体を傾けたまま生活するのは不便です。
そこで距骨を右45度前方に調整しました。
【調整後の確認】
右手を挙げていただくとスッと真上に挙げることができました。
「わ~挙がった」とまた、周りの参加者から思わず声が挙がりました。
右手で顔を触れるようになり、なんと頭の後にも右手が回るようになりました。
左手の動きも調整前より動くようになったということでした。
また、調整前に足の底と指が腫れて歩きづらいと訴えていました。
その症状も改善し、歩くのがとても楽になったということでした。
効果を持続するためには調整を続ける必要があるので、自宅でも自分で調整を続けていただくよう調整の方法を指導しました。
この体験の様子を映像でご覧ください。
体験後のご報告
翌年の3月にその後の様子を伺いました。
右手や肘の痛みはなく、両手で顔を洗える状態を維持しています。
腕も挙がるし、このままリウマチは良くなるのではないかと思っています。
ワークショップに参加する前の不安が消え、心が明るくなり元気になりました。
自分で調整することが必要だと聞いたので、そのために勉強しようと考えているということでした。
次は、「薬に頼らず良くしたい」という東京都のSKさんの体験を紹介します。