2012年8月、医療者を対象に開催している「その人研究-その人療法」セミナーに、1年半前に脳梗塞になったという柔道整復師のTさんが参加されました。
実は、Tさんは4年前に心筋梗塞のようなひどい不整脈になり、入院しカテーテル治療をしたそうです。
万病の元、脈管機能障害があなたにも起こっている!?
Tさんは、伊東聖鎬著の書籍『マンガ版 自分で治すシリーズ 体内警報を知って自分で治す!』を読み、そこに書いてある体内警報のサインが、すべて自分に当てはまると思ったそうです。
この本に書いてある体内警報は、脈管機能障害によって体に現れるサインのことです。
サインは左右いづれかに現れることが多く、状態が進行していないうちは、よほど意識しないと気づかないほど微細です。
しかし、実はそれが病気の最初の原因である脈管機能障害が起こっているというサインなのです。
脈管機能障害は、血管やリンパ管等、脈管のシステムのトラブルのことです。
医学用語ではなく、伊東聖鎬が読脳による探求の中で発見したもので、普段誰にでも頻繁に起こっています。
自然に良くなる場合もありますが、脈管機能障害の状態が続くと、さまざまな症状を引き起こすようになります。
たとえば
・頑固な首、肩、背中のコリ、痛み
・頭痛、腹痛
・しびれ、違和感
・どうしようもない気だるさ、疲労感
・腱鞘炎や四十肩、ひざ痛など、関節の炎症や痛み
・高血圧や肥満、胃痛などの慢性疾患
・婦人科疾患など
また、脈管機能障害は美容にも影響を与えます。
・顔や体がむくむ、たるむ
・肌の調子が悪い
・顔色が冴えない
・白髪が増えるなど
・顔の大きさに左右差がある
頭の回転がにぶくなったり、物忘れが増えたり、人と会話がうまくいかなくなったり、気分が落ち込みやすくなっている時も、脈管機能障害が起こっている可能性が高いです。
さらに長い時間が経つと、脳血管障害や心疾患、パーキンソン症、ジストニアなど現代医学、現代医療で良くならない難治な病気、症状を引き起すこともあります。
また若い時に起こした脈管機能障害が脳に小さな梗塞を作り、高齢になった時に認知症を招く恐れもあります。
脈管機能障害は万病の元なのです。
そんな脈管機能障害を、早めに見つけて解消することが大切だということを伝え、脈管機能障害が起こっているサインを自分でチェックできるよう『マンガ版 自分で治すシリーズ 体内警報を知って自分で治す!』を制作しました。
ぜひ読んでみて、脈管機能障害が起こっていないか、サインをチェックしてください!
頭の右側にタッチしたらしゃべりやすくなった!左胸にタッチしたら、左脚が上げやすく引っかからなくなった!
T先生は本を読んで「自分に脈管機能障害が起こっているのでは?」と思ったそうです。
予想通り、読脳で脈管機能障害が起こっていると出ました。
それも心臓系と脳血管系の脈管機能障害が起こっていました。
そのため、4年前には不整脈が起こり、1年半前に脳梗塞が起こったのです。
病院で処置はしたけれど、その原因である脈管機能障害の治療はしていないので、原因は残ったままなのです。
本当にやるべきは、原因を見つけ出してそれを解消することです。
T先生が気になっている後遺症は「ものが言いにくい。大きい声が出づらい」ということでした。
そのために会話がおっくうになり、昔はよく話していたのに、だんだん話さなくなったそうです。
歩行をチェックしていただくと、左足に力が入りづらく、歩くと左脚が引っかかるということでした。
まず、「大きい声が出せるようになりたい」というT先生の訴えに応じ、伊東聖鎬が原因を読脳すると右の脳血管系の脈管機能障害の影響で声が出づらくなっていると出ました。
そこで、頭の右側にタッチしていただき、その状態でしゃべりをチェックすると、喋りやすくなりました。
歩行もチェックしていただきましたが「左脚がつっかかります」ということで、変化はありませんでした。
次に、左脚が上がりづらい原因を読脳すると、心臓系の脈管機能障害が原因と出てきました。
そこで今度は、左胸(心臓付近)をタッチした状態で、歩行していただくと、左脚が上がりやすくなりました。
「脚は上がりやすいですが、しゃべりは頭を触っている方がいいです」とT先生。
読脳で読み出した情報通り、「喋りづらい」のは右の脳血管系の脈管機能障害、「左脚が上がりづらい」のは心臓系の脈管機能障害が原因だということが確認できました。
これはタッチ検査といい、原因している部位にタッチすると、一時的に症状が変化するという現象が起こるのです。
調整効果を上げるためには、自分でやることが必要!
右の脳血管系の脈管機能障害と、心臓系の脈管機能障害の調整部位と方向を読脳し、T先生に指導し、自分で調整を行なっていただきました。
調整後、歩いていただくと「左脚が上がりやすく、引っかからないです」と、変化が出ました。
しゃべりも「声が出ている感じか自分でもします」ということでしたが、読脳で「5割の効果」と出ました。
まだ、5割しか調整の効果は出ていないのです。
その効果を上げるにはどうすればいいのか読脳すると、
指導した調整を毎日1週間続けると8割の効果、
その後は、2日1回の調整を、5~6日続けると9割まで上がると出ました。
T先生はセミナーで学んでいるので、自分で調整ができます。
しかし、調整ができない人は、読脳で情報を読み出しても、その後自分で調整を続けられません。
結果的に効果をあげられないのです。
ですから、自分でできるように指導を行なうことが必要です。
しかし、できれば脳梗塞や心筋梗塞で倒れる前に、そうならないように指導できれば、それが一番いいはずです。
だから、脈管機能障害が起こっているサインを自分でチェックし、病気や症状が起こる前に、脈管機能障害を良くする方法を指導するために『マンガ版 自分で治すシリーズ 体内警報を知って自分で治す!』を作成したのです。
しかし、本を読んだだけでは分からない、という人もおられるかも知れません。
指導できる人が身近にいて、教えてもらえる場があれば、たくさんの人が助かります。
そんな指導者を育成するために、現在 読脳アカデミー・CWインターナショナルスクールに専科、本科コースを用意しています。
T先生は、
「脳梗塞で入院した時、若いのに脳梗塞になった人がものすごく多くてびっくりしました。
もっと勉強して、若い人たちに脳梗塞にならないよう指導をしていきたいと思いました」
と、勉強する抱負を語ってくださいました。
T先生の体験の一部をYouTubeで配信しています
読脳を体験し、学びたい方という一般の方のために読脳ワークショップを開催しています。
体験したい、学びたい方はこちらから
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