根本原因を知るためには?倍率を上げて脳の奥の情報を読み出すことが必要

2012年8月24日、東京で開催したワークショップ(難治な病気や症状の研究会)に参加されたNさんは2回目の参加です。
最初の参加は先月、7月29日でした。

6年前に脳出血を発症し、後遺症で左半身に麻痺が残り、リハビリ中のNさん。
病院のリハビリ治療に行き詰まりを感じ、ワークショップに参加されました。

▶1回目のワークショップのNさんの記事はこちら

この日、Nさんから講師の伊東聖鎬に質問がありました。

病気の根本的な原因をわかることがワークショップの趣旨だとホームページには書いてありましたが、前回のワークショップでは、そのことが良くわからなかったので、再参加しました。

発症当時はストレスが積み重なって、過食や不眠になり、またもともと高血圧症だったので、それらの原因が重なって脳出血にになったのかと自己分析していました。

 

この質問を受け、読脳による原因探求を行なうと、出てきた原因は心臓系の脈管機能障害でした。

1回目のワークショップでは、「脳の右側に脈管機能障害が起こっている」という情報が出てきました。
しかし、Nさんは脳の問題の前に心臓の問題があったのです。

 

心臓の問題、そしてさらにその前に原因があった

心臓の問題があるのかをタッチ検査で確認しました。

麻痺が起こっている左腕を挙げると腕が重い感じがするということでしたが、左胸(心臓部)をタッチすると、左腕は軽く上がるようになりました
これは心臓の問題と麻痺の原因が関連しているという体からのサインなのです。

心臓の問題があると聞いて、Nさんが

子供の頃に心臓弁膜症と言われたことがあります。

さらに、読脳し、心臓に問題を起こす前に問題があったという情報を読み出しました。

それは血管がもろいという問題でした。

Nさんは、脳の血管だけでなく、全身の血管がもろく、脳以外にも出血があったと出ました。

するとNさんが

あります。 眼底出血がありました。

血管がもろくなる原因が10年前に起こっていた

そうなった時期を読脳すると、10年前、Nさんが48歳の時、血管がもろくなる原因が起こったということが分かりました。
11年前以前は、血管がもろいという問題はなかったのです。

そこで、脳の中で46、7歳頃に時間を戻すということに、トライしていただきました。

突然、脳の中で時間を戻すと言われても、どうすればいいのか…。
躊躇したNさんに、まずトレーニングとして、現在からワークショップの会場に来る前まで、順番に時間を戻していただきました。

この過去に戻るという方法は、ワークショップで時々指導することがあるので、YouTubeを視聴されている方はご覧になったことがあるかも知れません。

ある年齢に戻ると、脳のある場所に電気がつくのです。

Nさんは46歳まで時間を戻し、その状態で左腕を挙げると軽く挙がるようになりました。

歩行をチェックしていただくと、普段ほとんど上がらないという左脚の膝がもち上がるようになりました。

左脚は引きずっていましたが、今はしっかり歩いているという感覚が戻ってきました。

46歳の時に脳を戻した状態にする調整ポイントを探し出す

Nさんが、脳の時間を46歳のままにできれば良い状態が続きますが、それは現実的に難しいので、それに変わる調整を行ないました。

それは、Nさんが脳の時間を46歳の時にした時に電気がつく脳のポイントに、体に刺激して電気を付けるのです。
その体のポイントを読脳すると、右足の骨(舟状骨内側)を内方5度後方へ刺激すると出ました。

その方法を、Nさんに指導し、自分で刺激をしていただきました。

その結果、
46歳に脳をも出さなくても…

左腕が挙げやすくなりました。

(歩行すると)

今までは棒を引きずっている感じでしたが左脚を引きずる感覚がなくなりました。

Nさんが知りたかった脳出血が起こった根本原因は、心臓の問題があり、その前に血管がもろいという状態だったということなのです。

…といいたいところですが、そうではありません。

その前があったのです。

倍率を上げるとさらにその前の原因が読み出せる

脳の情報には、倍率というのがあります。

どこまで深く脳の情報を読めるのか、ということです。
最初から根本原因に行き着くことは難しいのです。

それは、本人の準備とその場の位置づけが関係します。
ワークショップは読脳を初めて体験するという人の場なので、倍率は低いのです。

Nさんは2回めの参加なので、1回目では出てこなかった、脳の問題のその前の問題である、心臓や血管のもろさを見つけ出せたのです。
それは、倍率が上がったのです。

血管がもろいという状態の前の原因を読み出せるタイミングは、Nさんの次の段階の準備ができた時なのですが、ここで伊東聖鎬は本人の脳の準備に関係なく読むことはできるという説明をしました。

そこで、血管がもろいという状態の前の原因を読脳すると、支持骨系の問題が見つかりました。

支持骨とは、その人の存在する意味・理由・必要のゆらぎが入ってくる入り口です。

★ゆらぎとは何かはこちらのサイトをご覧ください。

▶支持骨システム回復メソッド

Nさんは、25年前に支持骨の左足第3楔状骨にトラブルが起こり、存在する意味・理由・必要のゆらぎが入ってこなくなったために血管がもろくなったのです。

支持骨から、存在する意味・理由・必要のゆらぎが入ってくるということは、人が自分らしく生きていくために重要な意味があるのです。

スポーツの捻挫や怪我、事故等で支持骨にトラブルが起こり、そのためにゆらぎが入ってこなくなり、Nさんのように長い時間が経ち、思いもよらない病気として現れることもあります。

つまり、その病気は自分の存在する意味・理由・必要が届いていないということを教えるサインなのです。

Nさんのワークショップでの2回目の体験の様子もYouTubeで配信しています。
ご覧ください。

 


■脳出血の後遺症2回目(1/2)

■脳出血の後遺症2回目(2/2)

 

自分に対する興味・関心、そして人に対する興味・関心をもつことが必要

現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状の多くは、根本原因は本人に自覚がない幼少期にスタートしているものが多いということが分かっています。
長い時間の経過の中で、最初の原因が、次の問題を発生させ、それがまた次の原因を…と、複雑に原因が絡み合っています。

それを読み解くのが読脳です。
どこまで深く読めるのかが読脳の能力で、それは倍率が高いということです。

根本原因を知るためには、倍率を高めることが必要なのです。
そのために、まず、自分に対する興味・関心、そして人に対する興味・関心をもつことです。

2回のワークショップ参加で、Nさんは症状の改善だけでなく、人間研究に興味をもたれたようです。
参加後のインタビューでそんな感想をお話されました。

インタビュー動画をYouTubeで配信しています。
ご覧ください。


Nさん ワークショップ(難治な病気や症状の研究会)参加後のインタビュー

 

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