Today is good day to die.(今日は死ぬのにいい日だ)
私がアメリカ・インディアンのこの言葉を知ったのは、19歳の時でした。
千葉の海沿いの、ふと入った古びた雑貨屋の棚に、その雑誌は置かれていました。
Today is good day to die.
死は生まれることと同じくらい尊いもの
文字を目にした時、何を言わんとしているのだろうと思いましたが、表紙の写真の皺枯れた老人の真っ直ぐな目を見た瞬間、こんなメッセージを受け取りました。
死は恐れるものでも不吉なものでもなく、当たり前のものとして受け止めるもの。
死は生まれることと同じくらい尊いもの。
死を堂々と迎え入れることができるのは幸せな人生を生きたことの証。
英語の雑誌だったので中身を読もうとはしませんでしたが、そんなメッセージを受け取った私は、無償の幸福感に包まれていました。
ヨーロッパから入植してきた白人からの悲惨な迫害を受けながらも、臆することなく自分達の文化を守り、自然を敬い、母なる大地を労り、素朴に生きている彼ら。生まれてきたことの意味、生きることの意味を深く読み取りながら、真摯に生を全うする。
その本との出会いをきっかけに私はアメリカ・インディアンに興味を持つようになり、いくつか本も読みました。
その中で特に私を夢中にさせたのは、ダグ ボイド著「ローリングサンダー―メディスン・パワーの探究」。604ページという分厚い本でしたが、ぐいぐい引き込まれ、あっという間に読み終えてしまいました。
人智を超えた存在
それは実在するアメリカ・インディアンのメディスンマンであるローリングサンダーについて書かれた本で、彼が何世代にもわたってアメリカ・インディアンに伝承されてきた知恵を用い、さまざまな奇跡を起していく活躍劇が書かれていました。
それは、難病にかかった人をスウェッドロッジに入れ、セージを炊いて病を回復させたり、何日も雨が降らない砂漠に糞ころがしをいじって雨を降らせたり。
「えーっ!そんなことで病が回復してしまうの?!」
「雨が降っちゃうの?!」
私はもう夢の世界に迷い込んだようで、ワクワクとページをめくっていきました。
ここに書かれたことが現実だとしたら(現実なのだと思いました)、何かその真髄を掴んだ人というのは、大いなる存在とコミュニケーションすることができ、人智を超えた技も使えて、困っている人々を救うこともできるのだと感じ、私もいつかそんな存在に出会いたいと思いました。いいえ、それはいつかきっと出会えると直感したと言った方が的確かもしれません。
それから13年後の31歳になった時、私はローリングサンダーに優るとも劣らぬ不思議な力を持った人物に出会うことができたのです。それが伊東聖鎬先生でした。
どこへ行っても良くならなかったものが、、、
伊東聖鎬先生は当時、六本木で医美というクリニックを開設されており、私はそこに患者として訪れました。伊東聖鎬先生は、初診で行った私の症状を見事に回復させ、そしてもう何か月もむくんで醜くなった顔を瞬く間に引き締め、アップさせ、元の自分らしい顔にしてくださいました。
伊東聖鎬先生のクリニックに訪れる前には、ホリスティック医学で有名な帯津三敬病院や食事療法、気功、カラー療法、キネシオロジー、果てにはスピリチュアルまで、ありとあらゆる療法を渡り歩きました。体に芯がなくなってしまい、座っても立ってもいられない態になってしまったのです。半年間位、いろいろな治療を受けても、まったく回復の兆しはありませんでした。
それが、伊東先生のクリニックで、伊東先生が独自に開発された「脳の情報を読む方法」と「重力バランス軸の調整(距骨の調整)」、「支持骨の調整」、「脳・脊髄神経エネルギーの回復」を受け、瞬く間に良くなってしまったのです。私は感服し、まさにこれは神に通じる技だと思いました。
年が明けて2回目の治療に行ったとき、私は伊東聖鎬先生に弟子入りを申し出ました。伊東聖鎬先生は快く私の弟子入りを引き受けてくださいました。
それから12年経った今、伊東聖鎬先生はその間、「現代医学、現代医療で良くならない難治な病気、症状」を抱えたたくさんの人達と向かい合い、技にさらに磨きをかけて、まったく新しいメソッドを開発されました。
それは、限られた人しかできないメソッドではなく、誰もが家庭で自分のために、家族のために、友人のために、やってあげることができるセラピー。
体に触る方法もありですが、体に触らなくてもできるセラピーで、読脳法とハーブティーを組み合わせて行うセラピー。多種類のハーブティーの中から目的を達成するためのハーブティーを選び、飲むというものです。
そんな「読脳ハーブティーセラピー」の効果は絶大です。お見せしましょう。
日常では、お腹が痛いとか、頭痛がするとか、怪我をしたとか、いろいろなトラブルが起こります。
そんな時に、ハーブティーを常備しておき、読脳して目的を叶えるハーブティーを選び出し、癒すことができたらどんなに便利でしょう。
アメリカ・インディアンは言います。
父なる神、母なる大地。
われらは母なる大地に育まれる。
大地は、われらが地に埋めたものを返してくれる。
病を癒す草木まで添えて。
―ビックサンダー,「北アメリカ・インディアン」1900,より
病院へ行かなくたって、大地の恵みである草木を使って、自分達を癒すことができます。人は自然と共生し合える関係を、太古の昔から作ってきたのですから。
(この記事は2016年12月14日に作成したものです。)