「自分の求めている答え」は「自分の脳」にあるのだから、
その情報を読み出すことができれば、どんな問題だろうと自分の力で解決することができる。
そんな方法を体験を通して指導する場として、読脳ワークショップを開催しています。
「読脳ワークショップって?」
「読脳ワークショップに参加したい!」
という方のために、読脳ワークショップのこれまでの経緯と、参加にあたって準備していただきたいことを、ご案内します。
読脳法を必要とする人との出会いと協力の場
一般の人を対象にした読脳ワークショップは、1985年にスタートしました。
それまで、講師の伊東聖鎬は医師や歯科医師、治療家等の医療者を対象にセミナーを開催してきました。
1975年に東京でスタートした医療者対象セミナーは、1984年に全国セミナーへと発展しました。
医療業界になかった「目の前にいるその人(患者)の情報を読み出す-読脳法」は、医療者の注目を浴びました。
しかし、伊東は医療者に読脳法を指導する壁に突き当たりました。
読脳法を習得するために一番重要な、患者側に立ち、真に相手の役に立ちたいという意識をもつことが、医療者には難しいということが分かったのです。
そこで伊東は、悩んでいる本人ー患者さんやさまざまな問題で行き詰まっている当事者に直接指導しようと考え、全国の受講者に協力を呼びかけ、受講者の地元でワークショップを開催することにしました。
それは、読脳法を必要とする人との出会いの場をたくさん作り、協力するためでした。
同時に、医療者がそんな場で当事者の話をたくさん聞くことで、患者側に立てるようになって欲しいという思いもありました。
たった2人の参加者から始まったワークショップ
第1回目の開催地は滋賀県長浜でした。
その時の参加者はたった2人。
同行したスタッフや見学に参加した医療者は20名を越えるというワークショップでした。
そんな形でスタートしたワークショップは、「現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状、心の問題、夫婦の問題、結婚、離婚、子育てや育児、親子や家族の問題、人間関係、登校拒否や引きこもり、仕事、過去の問題、未来の不安、老後、生き方等、さまざまな問題で行き詰まり悩んでいる人に、自分で脳の情報を読み出し、解決できるように協力したい」という伊東の目的のもと、それから35年にわたり草の根的に続けてきました。
2011年、もっと多くの人にこの活動を紹介しようと、NPO法人自分文化-安住村を設立しました。
そして、YouTubeでそれまでの活動や読脳による病気、症状に対する取り組みの配信もスタートしました。
読脳ワークショップに参加した方の体験談も掲載しています。
ワークショップを中止した理由
2017年8月、読脳ワークショップを一旦中止しました。
それは、こんな理由でした。
これまで開催してきたワークショップに参加した多くの人は「治して欲しい」「答えを教えて欲しい」と、一方的に求めるだけの人任せな人が多かったのです。
しかし、脳の情報を読み出すには、「人任せでなく、自分で責任を持つ」というスタンスが必要です。
そうでなければ脳にスイッチが入らず、脳の情報を読み出すことができないのです。
伊東が行ないたいことは、とてもシンプルです。
それは、相手の役に立つこと。
具体的に言うと、
相手が求めていることの答えを読脳で読み出し、伝えること。
それを本人が自分でできるよう協力すること。
しかし、本人が主体的に取り組まなければ、それはできないのです。
「参加者のスタンスが人任せではワークショップを続けても、役に立たてるということにはならない。
それでは、お互いに意味がない。」
そう考えた伊東は、中止という選択をしたのです。
日本人が主体性をなくした理由
長年の読脳による探求で分かったことは、
現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状、心の問題、夫婦の問題、結婚、離婚、子育てや育児、親子や家族の問題、人間関係、登校拒否や引きこもり、仕事、過去の問題、未来の不安、老後、生き方等、様々な問題で行き詰まり、悩むのは、その人の脳からのサインだということです。
生きていれば、誰だってそんな問題にぶつかる可能性はあります。
それをどう受け止め、どう乗り越えていくのかは自分でやることなのです。
なのに、自分で答えを出そうとしないで、すぐに人任せになるのは「自分を見失っている」という状態だからです。
それは、「自分らしく生きていない」「幸せではない」ということなのです。
それに気づいて欲しいから、悩みや行き詰まりという形で脳はサインを出すのです。
伊東はこう訴えてきました。
未来や将来に希望を持てない人は良くなる理由を見い出せません。
だから良くなるための情報を読み出すことができないのです。
大切なことは病気・症状に取り組む前に、未来や将来に取り組まなければならないのです。
病気や症状以外の問題も同じです。
自分の求める未来に向かって、今の問題を解決したいと求めるから、そうなるための情報を自分の脳から読み出せるのです。
そんなメッセージもYouTubeで配信しています。
それを事前に伝えることが重要だと考え、YouTubeを100本以上視聴することを、ワークショップ参加の条件にしていました。
しかし、10本、20本くらいしか見て来ない人が、毎回何人もいました。
それでは「その人の脳から、その人が求めていることに対して必要な情報」が読み出せないのです。
それでは、協力したくても、協力できないのです。
いったいなぜ、そんなことが起こるのでしょう?
多くの国民が、自分の病気・症状や人生の重要な問題でさえも、自分の問題として受け止めることができないで「人任せ」になってしまっているのです。
これは戦後GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)のマッカーサーが日本における教育は主体性をなくし、自分の未来をもてないような人間にするにはどうしたらいいかというテーマの中で構築した教育基本理念だったのです。
そして、その結果その政策は成功しました。
戦後70年、すっかり完全に主体性をなくした国民ができあがったのです。
その結果がワークショップに現れているということを伊東は知ったのです。
それは、海外のワークショップの参加者との違いからも明らかでした。
2016年から海外講演・海外コースを開講し、一般の人を対象にワークショップも開催するようになりました。
言葉も通じない、指導時間も短いという、日本に比べ不利な状況にも関わらず、海外の人のほうが習得が早いのです。
それは、自分を信じるということの違いだと思います。
自分でできると信じ積極的に学ぼうとする意欲が大きいのです。
日本の場合、自分の考えよりも権威のある人や専門家の意見の方が正しいと考え、どうしても自分を信じられないのです。
戦後の日本人はすべてそんな教育を受けてきたのですから仕方がないことかもしれません。
しかし自分が望んで、この時代、この国に生まれてきたわけではありません。
それなのに、そんな時代や国の影響を受け、自分を見失い、幸せに生きられないのはおかしいと思いませんか?
少なくとも脳はおかしいと訴えています。
それが、現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状として、あるいは誰に相談しても解決できない人生の問題として現れているのです。
そんな問題を解決するのは、自分の脳の情報を読み出すことしかないのです。
ワークショップ再開の理由
2019年6月、ワークショップを再開しました。
一度中止したワークショップを再開した理由は、
さまざまな分野で読脳を必要としている人がたくさんいる現状を考えた時、このまま放置できないと、思い直したのです。
患者不在、患者無視の医療現場(病院、歯科医院、治療院)で、救われない患者は増え続けています。
病気に限らず、さまざまな悩みを抱え、誰に相談しても、どこに行っても解決できないという人が、男女問わず、幅広い年齢層に増えています。
そんな人達に、少しでも役に立つのであれば協力したいという伊東のスタンスは40年以上前も、今もまったく変わっていません。
求めるものが得られるかどうかは本人のスタンス次第です。
自分が望んでいる状態を、自分で勝ち取っていただきたいと思っています。
そのために考え出したのが、オンライン受講者を対象に開催するというアイデアです。
これまでは、直接講義に受講しなければCW読脳メソッドを学ぶことはできませんでした。
しかし、海外コースもスタートし、直接受講できないけれど、通信教育はないのかという問い合わせが国内外から増え、それに応えるべく、オンラインスクールの準備を進めてきました。
そこで、オンラインスクールに申込み、積極的なスタンスで自分の問題に取り組もうとしている人であれば、役に立つことができると考え、オンラインスクール受講者を対象にワークショップを開催することにしました。
現在、オンラインスクールの準備を進めています。
ワークショップ開催前に、オンラインスクールの準備は間に合わないかもしれませんが、予約申込をし、積極的に学ぶというスタンスで参加していただければ、脳の情報にスイッチが入ると思います。
また、オンラインスクールで学んでいかれる中で、さらに脳の奥の情報にスイッチが入り、協力できることも増えていくと思います。
自分に起こる問題は、自分で主体的に取組み、自分らしく幸せに生きるために、自分の脳の情報を読み出せるようになりたい。
読脳ワークショップは、そんな人のための場です。
読脳ワークショップでお会いしましょう。
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