読脳アカデミー
スクール生の声
声と読脳【2019年専科1年 M.Sさん 神奈川県 大学講師 68歳】
事故の経験等もあり長い間声が思うように出せず、声楽を教授する者にとっては苦しい心理状態が続いていた。しかしある時、読脳のyou tubeが目に入ってきた時の衝撃は記憶に新しい。それを学ぶ事で自分自身を立ち直らせ、学生の声や心身共に悩める人の役に立てたらと思い、即入会した。
まず伊東先生の生きざま、未知なる才能、読脳の奥深さに驚きを隠せなかった。私は以前から学生達の心身の状態を察知し相談に乗る事が多かったが、学ぶうちに より情報を得やすくなり、彼らの身体の不調や痛みを和らげられるようになっていた。ただ残念ながら レッスンでは、この「読む」動作に違和感を感じさせるため諦めざるを得なかった。これを瞬時に行うためには、先生の仰る通りかなりの歳月と経験が必要なのであろう。
読脳相談で、私自身が何年ぶりに歌えた時は感動であり、奇跡としか感じられなかった。しかしそれはまた、時が経つと歌えなくなるという喪失感をも経験する事になり、その支持骨のポイントを自分自身が出せるようにならなければならないという試練をも認める事になる。
勿論 読脳は先生が死と向き合った結果、先生にしか出来ない能力ではある。しかし私達は、常に先生が支持骨の調整をし、多くの病める人々を治されているのを目の当たりにしているのである。
二年目は先生の直接的な指導が増えた事により、密度が上がり充実感が増した故に、
先生のように読む事は不可能であるにしても、せめて支持骨の正確な場所の調整の仕方だけでも、何回か個人個人で学びたかった。
今回 コロナウイルスに対する調整ポイントが送られてきたが、やはり調整がアバウトになってしまう感は拭えない。
おそらく、多くを経験することにより自身のセンサーの開発にも繋がりやすくなるのではないだろうか…
さて 最終的に思う事は、二度目の読脳相談において、イタリア留学からの強制的な帰国の無念さが、声に悪影響を与えた要因である、と読まれた。そして帰国後何とか声を元のように戻そうとあらゆる事を試しても、何の変化もなかった事に対して、やっと納得できるようになった。 という事は、今後は一体何処へそして何に進むのか? 今はただ迷うばかりである。
先生は、学校、会社の人は自分を無くす! 生命エネルギーが通らない!と仰り、そしてまた 自分の存在する意味・理由・必要を掴むことが重要であると何度も説いている。
そして 死ぬ時に良かった!幸せだった!と思えるか…… との言葉は、強烈に私の心に突き刺さった。
結局 自分の存在・意味・理由とは?
何であろうか?
残念ながら結局疑問が残る結果になってしまった。
またぜひ相談させて頂きたくお願いします。
私の人生において読脳との出会いは、非常に貴重な体験であり、伊東先生をはじめ、温かいスタッフの皆様や一緒に学んできた方々との出会いもまた掛け替えのないものでした。感謝します。