ヒューマンエネルギー研究所
第9章 具体的な化学物質の影響
二つ目は「人はさまざまな化学物質の影響を受け、健康や人生も脳も犯されている」ということです。
それを、どのようにして多くの人に伝えればいいのか。
その方法は・・・・、技術は・・・・・
ようやく、その方法を開発することができました。
それが「エネルギー回復療法」であり、「システム回復療法」であり、「パワーアップ療法」です。
(その他にもいくつかあります)
病気や症状に対する治療はこれまで30年以上行ってきました。
しかし、もともと私の目的とするところの、「多くの人に伝える、はなかなかスムースにはいかない」ということがわかり、いろいろ考えあぐねていた2年前のことです。
治療に来ていた50過ぎの女性が、「病気はよくなっても、人は見た目が病気の時と一緒じゃ心が健康になれない」と訴えたのです。
彼女は、「醜いブアブアの身体を、締まった身体にして欲しい」というのです。
最初は私も笑っていましたが、彼女は真剣でした。
その真剣さが私を「美・美容・ビューティーというものをおろそかに考えては駄目だ!」という気にさせました。
「そうだ女性は健康よりもきれいになりたい」と願っているのだ。
「きれいになれば、病気やさまざまな症状もよくなる人がいる」
日本中を考えた時、病気やさまざまな症状で治療を受ける人よりも、「きれいになりたい」といって、それが手軽で希望通りになるのなら受けたい、と願う女性の方がはるかに多いに決まっている。
病気や症状は、結構進行しなければ病院や治療院に行ったりはしないが、「顔のむくみを取りたい」「目の腫れをなくしたい」・「顎のたるみをなくしたい」・「小顔にしたい」・「鼻を高くしたい」・「口元を引っ込めたい」・「背中や腰のたるみを取りたい」・「ヒップやバストをアップしたい」・「お腹を引っ込めたい」太股やふくらはぎのむくみがとれ、美しくなるのであれば、わざわざ出かけることもするでしょう。何もこれは女性に限ったことではありません。
男性も、若い人も、年配の人でも共通した要求です。
何とかそれらをよくする方法はないものか」
と、考えるようになりました。
それからは、一つひとつが試行錯誤の連続でした。
そして1年半、ほぼそのほとんどがわかりました。
それを、「ビューティー」・「美顔」・「小顔」・「ボディアップ」・「フェイスアップ」・「引き締め」・「たるみ撃退」とさまざまな言葉、さまざまなコピーで訴え、一人ひとり違うその原因と対策を指導しようというのが、「エネルギー回復療法」・「システム回復療法」・「パワーアップ療法」です。
それらすべてが「一人ひとり違う原因を探り出し、その原因の除去の方法の指導とその施術するやり方」です。
たとえば、「顔」であれば
どうしてむくむのか・どうしてたれるむのか・どうしてシワになるのか・どうして顎がガクガクするのか・どうして歯ぎしりするのか・どうして目の大きさが左右違うのか・どうして団子鼻なのか・どうして・・・・どうして・・・・・・まったく一人ひとりに対する原因の追及です。
そしてそれぞれにある、「個別システム」の存在を突き止めることとができました。
それは、顔の筋肉一つひとつが正常であれば問題はないのですが、一つひとつの筋肉が正常に働いていないのです。
ある筋肉は50%・ある筋肉は20%・ある筋肉はまったく0%、さまざまにすでになんらかの影響を受け、100%の状態ではないのです。
それを、100%にする技術が、「エネルギー回復療法」です。
身体であれば、
むくみの原因・たるみ・ゆるみの原因、それは顔の時とほとんど同じです。
ほかに鼻筋を通したり・鼻を高くしたり・目を大きくしたり・二重にしたり・口角をそろえたり・歯ぎしりをなくしたり・ヒップ、バスト、のアップなどもすべて一つひとつの筋肉のエネルギーの問題であり、システムの問題でした。
一つひとつの筋肉を正常にする技術があれば誰にでもできることです。
たとえば「鼻」です。
「鼻が低い」といって、気にしている人は大勢います。
「子供の時から、鼻が低いといわれてきました」という人は、けっこう多いのです。
「日本人は、鼻が低いのが普通だから、私は別に気にしません」
そうですか?
それはまちがっています。
目と目の間が、平らになっている人。
目と目の間よりも、もう少し下が平らになっている人。
鼻柱が、ぜんぜん無い人。
小鼻が、広がっている人。
いろいろな鼻がありますが、これだけはいえます。「鼻はもともと低い人なんかいません!」
そうなんです。
鼻の筋肉は、上から鼻根筋、鼻筋横部、鼻筋翼部があり、一番上の鼻根筋が、鼻の骨である鼻骨に付着しています。
顔の筋肉で、一番、化学物質などの影響を受けやすいのは、鼻の筋肉です。
その鼻の筋肉の中でも、この鼻根筋が、一番影響を受けやすいのです。
その次に、鼻柱の鼻横筋、次が団子鼻になる部分です。
鼻の次は、目の周りの筋肉。次が、顎関節に関わる筋肉です。
次がフェイスライン、そして頬の筋肉です。
鼻の筋肉は、食べ物でも・香料でも・衣料でも・洗剤でも・影響を受けてしまいます。
しかし、他の表情筋は、食べ物では影響がなかったり、衣類でなかったりします。
洗剤は、顔の筋肉すべてに影響を与えます。
鼻根筋が、影響を受けている原因を見つけ、その影響をなくす刺激を加えることができれば、ほとんど一瞬にして、鼻は高くなります。
一度に高くなる程度は、人によって違います。
時間をおいて3~5回続ければ、鼻骨は、ほぼ最高点に達します。
少しづつ高くしていった方が、周囲の人も驚かなくてすむでしょう。
でも一番本人が、驚くと思います。
生まれて以来、「自分の鼻は低い」と思っていた人が、ほんの軽い刺激ですっかり高くなるのですから・・・・・・・
「美しい」の基準は、その時代、その時によってちがいます。
そんな流行のなかで決まってしまう、「美しい」を押しつける美容整形。
だから整形手術した人達は、少しづつ違うにもかかわらず、やはりみな同じような顔になってしまうのでしょう。
自分の本当の「美しさ」を、知らない人が多いのです。
知らないから、他人のさまざまな都合で作り上げた「美しさ」を、受け入れてしまうのでしょう。
「本当の美しさ」は、自分がもっているのです。
「自分の中に、内蔵している」のです。
「システム・エネルギー回復療法」「パワーアップ療法」は、「その人」の中に内蔵している情報をキャッチして、そのままを行うのです。
その結果として、「顔の形や雰囲気までも元々の自分に戻ってしまう」のです。
他人から押しつけられなくても、「自分の本来の美しさは、自分の身体が、脳が、センサーが、キャッチしているのですからそれに任せればいい」のです。
では、なぜ正常でなくなるのか。
その原因は、やはり人さまざまです。「前はこうだったのに!」「前はもっとこうだったのに!」
そしてその原因は、一つひとつの筋肉に対してみな違っているのです。
一つひとつの筋肉に対する原因を見つけ、それを除去する。
それが目的ですから。
よくするだけでは、じゅうぶんではないのです。
なぜなら、女性の「美」への追及は男にはわからないほどすさまじいものなのです。
いったんよくなったものが、すぐに元のむくんだ状態に戻ることを許しはしないのです。
とことんまでの、「美」の追求。
それは、一人ひとりがそれぞれにもっている思いからきているものです。
それを無視するということは、その人本人を無視することにつながるのです。
つまり女性の美への追及は、「その人の存在そのもの」なのです。
その考えは、私の生き方にもつながっているものです。
私は、心から「女性の美に対する思いに同意し、受け入れることができたのです」
それをなしとげるためには、それに応えるべく探究が必要です。
そして、それを掴みました。
「一人ひとり違うその人の存在」それに対する、「あらゆるもののその人への影響」。それを検査し、原因を突き止める技術を開発しました。
原因を取のぞき、もともともっていたエネルギーを回復すればいいのです。
しかし、いったんなくしているエネルギーはどうしたらいいのか。
そこで「エネルギー回復療法」が必要になったのです。
一度回復すれば、なくなることはありません。
その筋肉のエネルギーをなくす原因にあわなければ・・・・・
システムをこわす原因になるものにあわなければ・・・・・
大丈夫なのです。
しかし、それはあまりにも大変です。
どうしても、出会ってしまうのです。
それらは、日常生活の中で、我々のまわりにあふれています。
中世の時代にはなかった。江戸時代にもなかった。
その頃の病気や症状も、かなり限られたものでした。
それが近代に入ってさまざまな病気や症状が増え、20世紀に入って急激に加速しました。
それと平行しているものに、科学の進歩があります。
その最も目覚しいものに、石油化学があります。
と同時に、化学物質が氾濫しだしました。
それが20世紀の終わりになり、「環境ホルモン」の名でやり玉にあげられたことは、まだ記憶に新しいことです。
私は、この不景気な時代に追い討ちをかけるものではありません。
前もって、いっておきます。
「しかし、人の健康や命、人生や幸せを考えた時、どう考えるのが一番よいのか・・・・
健康や命、人生、幸せを守るために、経済の足を引っ張るとしたら・・・・・
いや足を引っ張るのではなく、人の健康や命までも脅かしているものがあり、それを知っていながら放置することのほうがはるかに許しがたい」そう考えるようになりました。
これは、一大事だと思うのです。
いい出しにくいのですが、あえて言葉に、文章にした方がいいと思ったのです。
「私たちの身の回りにある化学物質は、健康や美容、心、精神を害し、寿命を縮め、幸せまでも遠ざけています」と。
「私がどうしてそんなことがいえるのか!そうなんです!
私も、「特別な波長をキャッチできる人間なのです!」
私は、「その人にとって必要であれば、その必要な波長をキャッチすることができる」のです。」